小澤 佐代 ペンギン英会話教室
こざわ さよ
年齢:70歳代
趣味:ガーデニング、俳句
何事も一歩を ふみだす度胸
わたしのきっかけ
学生時代の「なぜ」が活動のきっかけ
若い頃に東京の学校に通っていて、その頃から周りに外国人が多かったんです。どこの国に生まれてなぜ日本に来たのかという疑問を持ちつつも、そのときの私は会話ができない、声を掛けられても答えられませんでした。そのとき“中学・高校と6年間も英語を学んできたはずなのに、なぜ簡単な会話もできないのか”と思っていたことを覚えています。
50歳代の頃から定年退職後はなにかしたいと考えていて、私の場合は“英語”だったんです。日本は島国ということもあり、日頃から英語に触れる環境は少ないです。そこで、日頃からの訓練が必要と考え、有志のメンバーで英会話教室をはじめました。ペンギンのようにみんなで一歩ずつ着実に前進する(学んでいく)という思いを込めて「ペンギン英会話教室」と名付けました。
わたしの生きがい
社会参加することが健康の秘訣
英会話教室の代表の他に、那珂市国際交流協会の会員を25年続けています。那珂市はオークリッジ市(米国テネシー州)と古くから交流があり、国際親善姉妹都市になっています。毎年10名ほどがホームステイを通じて、生活・文化の体験や交流をしながら親睦を深めています。そこで私も経験を活かして日本文化を紹介しながら交流できることは、私の生きがいの一つになっています。
英語以外にもガーデニングや俳句なども楽しんでいます。定年退職後は時間が十分にありますが、何事も最初の一歩が難しいと思うんです。外に出かける、誰かと一緒に活動する機会があることで体調を管理する、身なりを整えるきっかけとなり、それが健康でいきいきと暮らすことにつながるのではないかと思います。第二の人生でなにかしたいと考えている人は、ぜひ度胸を持って一歩ふみだし、様々な活動に参加してほしいと思います。